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社会のコト

座間の9人殺傷事件報道を見て思ったこと

報道されている内容によれば、
容疑者は9月から自殺願望のある人とSNSで接触を試み、実際に会うところまでこぎつけ、とても残念な ことに殺人を犯してしまったわけですが、9月から2月でそれだけ多くの死にたいという気持ちを持った 人と実際に接触することを可能にした、その接し方からば学べることがあると思います。
自殺願望のある人は何故相談相手、接触する相手として自殺を防ぐための組織や人ではなくて、犯人を 選んでしまったのでしょうか。
僕は、その理由は犯人は自殺したいという人の気持ちを変えようとしなかったから、その気持ちについ て少なくとも外形的にはそのまま認める形で振舞ったからではないか、と思っています。
自殺をしたいという気持ちは、一般的には大抵相談すれば止められてしまうし、相談された相手は自殺 したいという気持ちのことも変えようとしてしまいますよね。
親にしろ、支援機関にしろ、自殺したいという気持ちがある相談者のその気持ちとその状態を(きっと 悪気はないのだけれど)望ましくない状態として受け止め(きっと善意から来るものだろうけど)前向 き・ポジティブな気持ちに変えてやろうという魂胆で向かってしまう。
だから、当事者は支援者や親にはその気持ちを相談出来ない。話したくなくなってしまう。
上手なカウンセラーは、自殺の阻止を目標に置きつつも、そういう臭いを消すスキルを持っているので しょうけども。
これは、ひきこもり支援やある傾向をもった一部の親との関係などについても同じような構図が見られ ると思うんです。
人は、抱えてる思いについて、それがネガティブな思いであっても、否定的に受け止められ、そして支 援・教育・応援などの名目で、考え方をポジティブ変えてやろうという魂胆で接触されることには拒否 感を感じるものではないでしょうか。
僕自身辛い気持ちを抱えているときは、こちらの考え方をポジティブに変えようという意図が見える人 々よりは、その時実際に感じているネガティブな気持ちをある意味でネガティブなままに認めて応援してくれるという意味で、今回の犯人のような人のほうを接触する相手として選ぶ人の気持ちは分かる気がします。
当事者と接触したいと思う保護者さんや支援者さんには、こういった気持ちのことも計算に入れつつ接 し方を考えてみてほしいと思います。

神奈川県 のらり(投稿日:2017年11月5日)

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1つのコメントがあります。

  1. 神奈川県 hk says:

    私の偏見だが、
    皮肉にも社会で虐げられた悪人(社会のシステムでそういう立場を仕方なく強いられた)の方が、正規の支援機関より弱者への「思いやり」が無駄に有るのは勘違いだろうか?
    相談者の気持ちを知るにはコストがかかるし有限、どこかで区切らないといけない。(人間出来る事と出来ない事がある)
    悪人さんはそのコストを経験で得ている。
    正規の方は勉強しないといけない。(コストがかかる)
    その差が出てるのかな?
    話は逸れるけど、ネットのハッカーをサイバー対策で国や会社が逆に雇う例を思い出した。(アメリカだっけ?司法取引みたいなものか?)
    まぁでも胡散臭い暴力的なひきこもり支援団体とかいるし、色んな例はあるだろうね。

    スレ主さんが書いてるように話の「前提」が共有出来てるから、極論言うと、会話無くても以心伝心で進んでいくんだろうなぁ。

    相手に対する想像力と適切に支援できる能力はまた別だと私は思うけどね。
    社会システムに属してる団体はどうもフットワーク鈍い気がする。(他国は知らない)

    何でも言葉でひとまとめにするのは短絡的過ぎるか?知識人の悪い癖が移った?(他人のせいにするなって話ですよねwお前のせいだろうがとw)

    今週見た週刊誌スピリッツで漫画「健康で文化的な最低限度の生活」にアルコール依存症の事例を扱ってる話があったけど(結構作者勉強してるなぁと読んで思った)1人だけで戦うのは無理だよねぇ…。 今の日本は、グローバリズム、デフレとか国民をそれぞれバラバラに分断させて力をそぎ落とそうとしてる傾向があるとラジオで聞いた気がする。日本は「個」ではなく「和」で成長してきた国だとも聞いた。 https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12053943659.html
    三橋さんだったかな?(知識間違ってたら指摘、修正して下さい)
    神野直彦著『「分かち合い」の経済学』で木村忠正東京大学准教授による「対人信頼感の国際比較調査」で日本の若者達の対人信頼感が低い、他人に対する不信感がいかに強いか、データがある。古いけどw

    当事者の話は力があると思う。
    これとか↓
    弟が自殺しました(自死遺族の日記)
    https://ameblo.jp/rashcoco/

    座間市の事件を受けて、自殺対策の第一人者・松本俊彦さんが伝えたいこと。「いま必要なのは安心して『死にたい』と言える空間。お説教と議論は一番ダメなんです」
    https://www.buzzfeed.com/jp/satoruishido/toshihiko-matsumoto?bfsource=bbf_jajp&utm_term=.jsWjPWO2G#.vrGP0Yj36

    文章が長くなった。個人的にはネットで情動的な会話は避けた方が良いとする立場です。ネットは情報交換収集ツールとして使う。(異論は認める)

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