今月の上旬(9月7日)、池上彰スペシャル 池上彰×子供×ニュース 痛快ギモンに大人も納得SPが放送されました。 同番組内にあった質問「なぜ大人になったら働かなきゃいけないの?」のところで小学5年生の少年が※「ニートが、ニートでも生きていけるのになぜ働かなくちゃいけないのかなーって思いました」と無業者について発言したときに笑いが起こるシーンがありました。 無業者をニートと一方的に罵り大勢の出演者が笑っているシーンを差し込んで、ニートはあざけっててもいいんだという風に扇動していく・・・いわゆる印象操作です。 放送終了後、ネットでは視聴者達の感想の大半はニートに対する批判や中傷、説教で占められてました。
2004年に厚生労働省とか小杉礼子や玄田有史らの御用学者が若年無業者をニートなどとレッテル貼りして世に発表して以来、多くのテレビ局がニート差別に満ちた偏向放送を何年もしました。 ですがね、2018年現在になってもテレビ局の中でニート差別を演出した番組を定期的に放送し続けてるのはフジテレビだけですよ。他のテレビ局からはもうほとんどニートの言葉は出てきません。 (ただしアニメに関しては別です。) フジテレビはいつまでニート差別という馬鹿げた制作方針を持ち続けるのでしょうか?
※発言は聞いたまま書き写しました。
神奈川県 匿名希望(投稿日:2018年9月19日)
匿名希望さんこんにちは
10月17日のホンマでっかTVでもニートという言葉が出てくるようです。出演者に「弱いものを虐めて笑いをとることだけはしたくない!」という信念を持っている方が居ますがどういうリアクションをするのかな?それにしても最近フジテレビが無業者差別を再燃させようとしているようで気になります
フジテレビなんか終わってるテレビ局だし、誰も見てないから
ほっとけばいいと思う。
確かその番組に出演してる子供の何割かは、芸能事務所に所属している子役タレント?だったなんて話もありましたねー
そもそも、小学5年生がもしくは小学生にそんな質問を投げかけるものでしょうか?台本ですよ大方
フジテレビは視聴率低下がニートが原因だと勝手に思っているんですよね。フジテレビって本当にひどい番組(バラエティー)とかで、いじめに直結する笑いを提供し、それを2ちゃんねるでニートがバッシングをし、視聴率低下を招いているって勝手に思っているんですよね。
たちの悪い復讐ですよね。いじめってテレビ番組のいじりを参考にやるパターンも多く、そのいじめ被害者が引きこもり無職が多いことも
メディアはちゃんと把握していますよね。
2018年上半期フジテレビの番組で実際あったニート絡みのニュースを紹介します。
ネットで大雑把に探して見つけただけでこれだけありました。
2018年1月~3月 海月姫(ドラマ版)
「要はニートでオタクの引きこもり軍団ってこと?」「世間はニートに冷たいよ」など主人公たちを揶揄するセリフが度々あった。
当方原作は未読のため、原作通りなのか制作側のせいでニート差別成分が増加したのかを確認できず。
2018年3月18日 フジテレビのドキュメンタリー『ザ・ノンフィクション』特別編会社と家族にサヨナラ~ニートの先の幸せ』
2017年6月に放送された『会社と家族にサヨナラ~ニートの先の幸せ』に新撮映像を追加したもの。
(注)放送されたチャンネルはBSフジ
出演者のphaさんは定職についてないからニートだと名乗っているが実は色んな方法で収入を得ているし行き場のない人達のためにシェアハウスを主宰している。
実際は世間が考える、無業者とか無気力となどという意味での「ニート」ではない。
そんな彼が自分をニートだ又は元ニートだとを言い続ける限りその点への批判は止まらないだろう。
phaさんなりにニートの悪いイメージを払拭したいのだと思う。
しかし彼が出演する結果フジテレビのニート差別に加担してしまってるのは否定できない。
2018年4月15日 『〇〇発東京行き 2018春』
20歳の青年がニート状態を脱却し状況を変えようと職も家も無し・ノープランのままで上京。
青年自身が実際「ニートなんですけど」と話してたがそこでテロップを出すのが悪い意味でフジテレビらしい。
彼が大学受験に失敗してひきこもるようになったことが明かされるナレーションのときも「受験失敗後ニート生活」と繰り返しニートを強調するテロップが出ていた
2018年5月11日 『 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』
ものまね芸人トリオ・モンスター☆ニートが出演
芸名の後半の部分はメンバーの苗字のイニシャル(永田のN、伊藤からはI、田辺のT)から一文字ずつとってニートとしたそうだ。
でもN・I・Tの3文字をニートと呼ばせるのは苦しい。また現在の日本でニートは差別語としてのイメージが強い。
それにフジテレビに出たら差別に絡んだ悪意があって出演させたのではと誤解されかねない。
最近になって改名したのは正しいし当然の判断。
2018年後半期もまだまだありました。長文になるので次回に続きます。
前回に続き2018年後半期フジテレビの番組で実際あったニート絡みのニュースを紹介します。
2018年8月24日
「ダウンタウンなう」
デビューするまでの間何をしていたのかとの質問に対し、最上もがは「それまでニートでした」と即答。
ちなみに彼女が繰り出すネガティブ系発言の数々に出演者たちは困惑していた。
2018年9月23日
・ジャンクSPORTS 『秋の3時間SP【日本が熱狂した名場面ベスト30を発表】
元フェンシング選手の太田雄貴の活躍をまとめた映像の中で、大学卒業後も就職をせずにフェンシング漬けの生活だったことについてマスコミから“ニート剣士”と屈辱的なアダ名で呼ばれた等の解説ががあった。
2008年の北京オリンピックで銀メダルを獲得後は一躍時の人になって就職も決まり、ようやく汚名返上したのだけど。
一瞬だけ紹介された、マスコミからの記事のタイトルが『「ニート剣士」卒業・・・・涙』とひどいものだった。
2018年10月18日
プライムニュース イブニング
番組内のコーナー「話題.com 」にて
今日ネットで注目ワードランキングで第一位のところに
「ニート・ニート・ニート」の文字が。
ランキングの表のすみに「JX通信社 フジテレビ まとめ」とあったが11月に公開する映画の予告のための寸劇じゃないよね?
以上です。
※ひきスタスタッフと読者の皆さんへ
本来は一回にしたかったのですが内容が長くて読みづらいため、コメントを2回に分けて投稿したことをお許しください。
またテレビタックルでニートレッテル張り発言があったみたいです。
働く気があるとか飯を食うために働けばいいとか賃金が上がれば働く気が出るとか、そんなレベルの話ではないのにいい加減にしてほしいです。