概要
子どもの不登校状態とおとなのひきこもり状態への対応・支援の考え方は、未だに百家争鳴の観を呈し続けています。そうした議論や実践のなかで「本人の心理への理解とそれにもとづく対応」という最も基本的だが最も重要な視点が、往々にして置き去りにされているように感じられます。
そもそも本人たちはどういう心理状態のなかで、何を考え、何を求めているのか。
このイベントは、そこに焦点を絞って、あらためて不登校/ひきこもり状態を一から理解し、今後の対応・支援のベースとなる基礎知識を得たうえで考え合うために企画されたものです。
第1部は講演。
代表兼相談員で、自らの不登校・ひきこもり体験はもとより、当スタジオ設立1年半後からの不登校・ひきこもり相談15年、家族会開催11年の実践を通じて培ってきた、不登校/ひきこもり状態への理解と対応のあり方について、いろいろな見方を紹介しながら、本人たちはどう見られたいのかをお伝えします。
第2部では、テーブルをふたつの島に分けてグループトークを行います。
前半は話題提供、後半は参加者全員との対話です。
ひとつのグループでは、丸山と同じような経緯でひきこもり相談にたずさわっている瀧本裕喜氏をゲストに迎え、お互いの体験や相談方針の共通点を踏まえて“経験者相談員”の立場から不登校・ひきこもり相談のあり方や方法を語り合います。
もうひとつのグループでは、当スタジオが昨年度初めて通年開催した連続講座「ヒュースタゼミナール」のスタッフをつとめた割田大悟氏の解説と進行により、講座修了者のうちお二方が、不登校・ひきこもりを学んだ内容にもとづき、親相談や家族会といった親支援のあり方について語り合います。
“講師と話題提供者が全員元当事者”という徹底したキャスティングによる“不登校・ひきこもり入門”と銘打った本イベントは、前記「ヒュースタゼミナール」の2年目を開講するにあたっての“キックオフ(立ち上げ)イベント”という位置づけを兼ねています。
「ヒュースタゼミナール」にご関心の方はもとより、不登校/ひきこもり状態を理解したい方や見方・対応のあり方を知りたい方、ご参加のうえみんなで考え合ってみませんか。
日時
2018年5月12日(土)
13:30~16:45(開場 13:15)
会場
横浜市教育会館 第1研修室
(桜木町駅徒歩12分、日ノ出町駅徒歩10分)
定員
30人
対象
当事者やそのご家族、相談や支援の従事者または志望者、関心ある一般の方など
参加費
800円
当事者 200円
申し込み、お問い合わせ
事前申込制(申し込みフォームhttp://kokucheese.com/event/index/514651/、
またはPDFチラシの2枚目参照)
残席ある場合、当日会場で受付
ヒューマン・スタジオ
TEL:0466-50-2345
メール:husta@nifty.com
主催
ヒューマン・スタジオ
情報源
ヒュースタ日誌
https://blog.goo.ne.jp/husta/e/c39de175f3128106d6f984cf09a7109a
https://hkst.gr.jp/wp-manage/wp-content/uploads/2018/04/754557e4acf07e581606aa155977ccba.pdf
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不登校ひきこもりセミナー2018