概要

不登校・ひきこもり専門の相談室「ヒューマン・スタジオ」が、理解を広めるために毎年1回開催しているイベント。元当事者の講師と対談ゲストが、本人の心理や親・相談員の対応について、当事者にしかわからない深い理解をお伝えします。今年のキーワードは「本人の心理」「持続可能なサポート」「リカバリー」です。

 不登校/ひきこもり状態について、短期解決ありきではなく本人が望むペースとプロセスで持続的に対応することの大切さを説く、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』3月号のコラム(掲載文)を、筆者の丸山(主催団体代表)が読み上げながら講演したあと、丹波篠山市で丸山と同じ不登校/ひきこもり状態への相談や支援にたずさわっている渡辺聖史氏と丸山との “経験者相談員対談”、および連続講座「ヒュースタゼミナール」修了者による座談会を行います。

【プログラム】
第1部:講演>13:30~15:00
*オープニング(開会挨拶、「ヒューマン・スタジオ」紹介、プログラムとZOOM操作の説明)
*講演『持続可能な支援目標「SSGs」緒論~復帰か人生の幸せか~』(丸山康彦)
←継続は力。不登校とおとなひきこもりへの対応・支援を長期的視野で考える。

第2部:分散会>15:15~16:45
*対談『不登校/ひきこもり状態への理解と対応~経験者相談員の包括的提案~』(丸山康彦と渡辺聖史)
←不登校・ひきこもり体験と相談支援経験から語る、心理の理解と対応のあり方。
*座談会『親と関係者が語る不登校・ひきこもり』(割田大悟と親と関係者)
←連続講座「ヒュースタゼミナール」修了者が学んだこと、今後に活かしたいこと。
*エンディング(分散会の共有、諸連絡、閉会挨拶)

【講演・対談】
丸山康彦:不登校・ひきこもり相談室「ヒューマン・スタジオ」代表兼相談員。藤沢市社会福祉協議会の月1相談員&ソーシャルワーカー支援員。高校時代の不登校と大学卒業後のひきこもりを経て、不登校・ひきこもり相談を20年、家族会を16年実践。著書『不登校・ひきこもりが終わるとき』。講演多数。

【対談ゲスト】
渡辺聖史:「NPO法人結」スタッフ・相談員。中学1年生の春に不登校になり、高校でも不登校を経験。高校を中退してからは10年ほどひきこもる。10代後半の頃、篠山の居場所「交流館しゃべり場」とつながり、通い始める。現在は、経験者の立場から、相談を受けたり、居場所のスタッフとして活動している。

【座談会ファシリテーター】
割田大悟:「ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜」代表。初めてひきこもりの居場所に参加したのが2012年秋。それから色々な会に参加していく中で2015年にひき桜を立ち上げる。主な活動は当事者会とピアサポート学習会の開催。「ひき桜」が常設の拠点を持つのが目標。

日時

2023年4月22日(土)13:30~16:45

定員

ZOOM参加30人(当事者やそのご家族、相談や支援の従事者または志望者、関心ある一般の方など)

費用

事業所(人数無制限)=1,000円
家族または当事者グループ(人数無制限)、一般(ひとり)=600円
当事者経験者(ひとり)=200円

お申込み、お問合せ

申込(Peatix):4月21日(コンビニ/ATM振り込みは20日)まで(ZOOMの入室URLは当日午前までにお送りします)
https://husta-hutohikiseminar6.peatix.com/
申込(メール):開催当日の4月22日正午まで

※今回は感染予防のためZOOMを使っての開催です。ZOOMが使えない方はご参加いただけません。
※配信会場(横浜市内)参加枠を若干名ご用意しますので、ZOOMが使えない方はお問い合わせください。
※今回は申込枠を多様にしました(枠ごとの定員は申込み状況により変動します)。該当する枠でお申込みください。ほかにメール・FAXでのお申込みも可能です。
※Peatixで定員に達していた場合や当日に希望の場合は、当日正午までにメールでお申込みください。

【メールでのお問合せ・お申込み】
husta.maru@gmail.com

主催

ヒューマン・スタジオ

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