「まとめてみた。」でございます。今回もひきこもりに関するキーワードを取り上げていきますよ~。
あれっ?こーちゃん何を難しい顔して読んでいるのかな?はっ、あれは新聞……しかも全国紙各紙、地方紙、スポーツ新聞まで!!
もちろん!今年はベイスターズが頑張ったから、特集記事は全紙揃えないと!!燃えるぜ。
こーちゃんはツイッターでもひきこもりに関するニュースの記事を取り上げているよね。
そう。日々ニュースを見ていると、たくさん取り上げられて話題になっているキーワードが浮かび上がってくるんだよ。
今回はそのキーワードをまとめてみよう、ってことなのね!投稿コーナー「言ってみた。」でも話題のキーワードが出てくるから、ここで確認するのもいいわね。それでは池上先生、よろしくお願いします!
これはテレビ番組じゃないぞ!それでは、今回は「ひきこもりサポーター」というキーワードを紹介していくよ。
■ひきこもりサポーターとは・・・
厚生労働省が昨年度(平成25年度)から推進している派遣事業。
地域に潜在しているひきこもりを早期に発見し、ひきこもりを抱える家族や本人に対するきめ細やかな支援が可能となるよう、継続的な訪問支援等を行う「ひきこもりサポーター」(=ひきこもり家族等の当事者(ピアサポート)等を含む)を養成する。(厚生労働省による「ひきこもり関連施策」より一部抜粋)
1 地域に潜在しているひきこもりの方を見つける
2 訪問による支援
3 専門機関への紹介
4 普及啓発(勉強会等の開催)
もちろん、訪問の中で当事者からの相談を受けるのも、ひきこもりサポーターの役目なんだ。
なるほど~。ところで、ひきこもりサポーターの中に「ピアサポートを含む」とあるけど、これは元当事者や当事者家族によるサポートのことだったよね?
そう!「ピアサポート」も「言ってみた。」で話題になっていたよね。当事者への理解や共感が深いことで、円滑な訪問や相談ができるのではと期待されているんだ。
当事者やその家族からの相談に対応したり、孤立を防ぐための派遣事業なのね。神奈川県内では、そうした事業が行われているのかな?
横浜市では平成19年度より、ユースサポーター訪問事業というものを実施しているんだ。
どれどれ……。この事業は、社会的ひきこもりや不登校状態にある青少年に対し、青少年の兄、姉世代にあたる大学生、大学院生、ひきこもり経験者等が家庭訪問することにより、社会参加に向けて本人及び家族を支援していく事業……。
ずいぶんゆっくり読むなあ……。横浜市青少年相談センターによると、平成24年度に14人のユースサポーターを委嘱。8人の対象者に延べ80回の訪問を行ったそうだよ。
ふむふむ!「ひきこもりサポーター」に先駆けた取り組みも行われているのね。当事者や家族のSOSに応えていく。そういった事業が各地で展開されていくといいなあ。
【参考資料】
・ひきこもり関連施策(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/dl/hikikomori01.pdf
・ひきこもりサポーター制度(ヨミドクター)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=77663
・横浜市青少年センター情報紙 季刊あゆみ vol.1 P3(平成20年3月発行 P3 新規事業紹介 ユースサポーター訪問事業について)
http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/ikusei/kosodate/file/kikanshi-001.pdf
・横浜市青少年相談センター 平成24年度業務報告書 P6
http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/ikusei/kosodate/file/ayumi-2012a.pdf
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