ひきこもりの問題に関心を持ってから5年以上が経ち、
来年で6年目になる。
けれど、取り組みたいと思っている問題に、
きちんと取り組めずにいる。
ひきこもりの問題に関心を持ったのは、
はじめて求職活動をした際に利用した様々な支援機関での対応に、疑問を持ったことがキッカケだった。
一体、誰が支援機関での状況を調査し、監督し、
人々に伝えているのだろうか。
支援機関で遭遇した状況や問題意識を伝えたいと思い、
ひきこもり関係の集まりを回ったが、
人々の共感を得たり、
一緒に問題に取り組もうという人には出会えなかった。
その原因は、
僕が、長い間、社会に参加していなかったが故に、
人々に自分の想いを伝えたり、
他人の話を聴いたりといった、
社会性を身につけていなかったことが大きいと思う。
同時に、
僕は身体にいくつか不具合や障害を抱えていた。
今現在、社会生活に困難を感じているのは、
視力矯正の不具合が大きいと思っている。
しかし、
根っこを辿ると、
産まれつきの障害が、
僕のパーソナリティーに決定的な影響を及ぼしていると思う。
そのため、僕は、
産まれつきの障害に向き合いたいと思い、
「ひきこもり」や「性的少数者」の集まりに参加していたが、
本当は、支援機関での状況を伝えることや、
視力矯正の不具合で悩んでいることを、
真剣に伝えていき、取り組む方法を探さなければならなかったように思う。
産まれつきの障害と向き合わずに生きてきたことが現実逃避だと思っていたが、今度は、産まれつきの障害に取り組みたいと思うことで現実逃避をしていた…。
来年は、
これまで取り組めなかった問題と、きちんと向き合い、
丁寧に一つずつ取り組んでいきたいと思う。
…
それでは、
来年もよろしくお願いいたします。
東京都 ヒロマサ(投稿日:2014年12月25日)