日本は抑も差別大国です。
「ひきこもり」というテーマでさえよくある現象ですが、「ひきこもりは云々」と語りながら、実際は男性の気持ち――のつもりで、その男性本人の気持ちを語ってるに過ぎなかったりします。女性差別、男尊女卑社会なことがすっぽ抜けてたりするんです。「ひきこもりに生きやすい社会を」と言う本人が、ある集団をベタに差別。排除。そんなこともよくあります。
「イケメンは得」とか「フェミニストのせい」とか変なこと言う当事者もいるのですが(そういう暴言だって、ネットの書き込みにある)、イケメンでもフェミニストでも重度にひきこもることは、ありますね。(個人的な印象だと、フェミニストはひきこもり状態には理解や共感するヒトが多いです)
希望のない話、「マイナス面ではマイノリティーが被るものは割と同じ」というろくでもない話ですが、「ひきこもり」ではない集団が、どのようにいまだ差別され続けてるか、そちらに目を向けてみると、よいのかもしれません。
差別は、さまざまな集団同士、連帯できる社会問題で。ひきこもり状態を罵倒されるようなこととも地続きなのも見えてきます。仲間はたくさんいます。
ひきスタにもこんな記事ありましたね。 https://hkst.gr.jp/matome/5620/
抑も差別是正の視点で、考えたいものです。
わたしも、そのさなか。
埼玉県 トーボ(投稿日:2016年8月30日)