ひきこもりの辛さの一つには、自己否定的な信念がある。この部分はなかなか変えることが出来ない。いくら表面的に、頭でもって修正を試みようとしても、自己否定はぬぐえない。
そして、その消えることのない自己否定をする自分をまた否定してしまい、そのスパイラルからぬけられない。
あらゆることは、頭ではわかっているのである。しかし、どうも違和感というか、何かがすぐに負の感情に引きずり込もうとする。
どうやら、そこには「ねばならない」の思考が絡んでいる気がする。
ねばならないと頭で思う反面、心がついていかない。常に、相反する2つの感情がそこにはあり、その葛藤が深いところまで到達すると、強い自己否定がまた完成する。
この両極端に揺れ動く感情に、すっかりやられてしまい、疲れ切ってしまい無気力になる。
それがまた自己否定を生む。
どうすれば、このスパイラルから抜け出せるのだろうか? おそらく、それは薬や世の中にある価値観では不可能であろう。
答えは、自分の内面がしっている。自分の納得できる何かが見つかった時にこのスパイラルから抜け出せるのだろう。しかし、それを頭で考えているうちは出てこない。では、どうすれば良いのか・・・・
そんなことを思ううちにも、どんどん年を取り、社会的な立場も追い込まれる。
やはりどうしても焦りはある。
社会を批判していても、最後に行きつくのは自己否定。
さてさて、この凝り固まったとらわれの感情から逃れるには何から始めたらよいのだろうか?
神奈川県 K(投稿日:2018年4月19日)