ひきこもりに「働け、働け」と言い続けると殺人事件になる可能性があることを、両親をはじめとする支援者、関係者の方々は認識すべきではないかと思います。昨今のニュースで無職の子供が親を殺めたり、新幹線のぞみ号の車内で無差別の殺人事件が発生するなどという事案が頻繁に報道されていますが、これは当事者の本当の気持ちを無視してなかば強引に社会への適応を迫った結果、当事者の理性が破綻し、大事件となったのではないかと思います。ひきこもりの人は医療につながっていなくても、メンタル困難者(メンタルハンディキャップ)というくくりで救済していく制度が必要と思います。就労支援ではなく、まずは安心を提供するという救済です。福祉行政にかかわる方々にご一考いただければと思います。
神奈川県 T.K(投稿日:2018年6月13日)