問題が生じたとき、責任を重視するタイプは自分に何ができたかを考え、責任を避けるタイプは他人や環境のどこに問題があったかを考えます。
これは責任を重視するタイプが正しく、他人のせいにするタイプが間違っているといえるような事ではなく、責任を重視するタイプは信頼されやすいという面はありますが、利用もされやすく、ミスを引きずりやすいとも言えます。
他人のせいにするタイプは、むしろ多数派であることから見てもわかる通り、別に社会でうまくやっていけないわけではありません。
トランプ大統領が露骨にそうなように、ミスを気にせず、どんどん行動を起こすにはむしろ他人のせいにしておいたほうがいい面もあります。
信頼は置かれにくいですが、利用もされにくいといえます。
成功した起業家も、本人の著作でなく、実際に一緒に働いた人の話を読むと意外とこのタイプが多いようです。
まず一歩を踏み出すには、このスタイルをとってみるというのも一つの方法でしょう。
とはいえ、個人的には、苦境に陥っている人を前にした時には、相手のどこに問題があるかではなく、自分に何ができるかに焦点を絞ってほしいと思いますが。
神奈川県 mugenkoutai(投稿日:2019年11月18日)