家から出られないタイプのひきこもりから、一人で外出ができる程度まで回復してしばらくたった。
外に出て、遊ぶ。普通の人たちからすれば呼吸のように当たり前の行為だけど、自分にとっては未開のジャングルに足を踏み入れるかのような気分がすることだった。
外出に大分慣れ、次のステップとして就学か労働をしよう!と考えられるようになったのだけど、今できているのかというと、どちらも全くできていない。どこで何をすればいいのかがわからず、停滞してしまった。
どの道が正解で、どの道は不正解なのだろう。ただでさえ人より出遅れているんだ、一発で正解を引かないといけないぞと悩んでいたら、その場で足踏みをするだけの日々が続いてしまった。
悩んでいる間にもどんどん年をとる。それに伴い選択肢も可能性もどんどん狭まっていく。頭や理屈ではわかっていても、自分の臆病で弱っちい心が邪魔をして、次の二歩目が踏み出せないでいた。
そうして足踏みを続けていたら、新型コロナウイルスで日本が、世界が混乱に陥ってしまった。
普通に働いている人たちや学生さんでも先行きへの不安に駆られているのに、その域にすら達していない自分は、いったいこの先どうなってしまうんだろう。
神奈川県 もずく(投稿日:2020年5月17日)
すごく共感しました。
毎日焦りや不安を、娯楽でごまかして過ごす日々です。
何してるんだろう?って自分でも何度も思うけど、
朝がきて目が覚めたら、同じような日を繰り返して、
眠くなったら寝て、食べてる時だけ少し幸せを感じるんです。
こんな自分がアドバイスなんてできませんが、まず県内のひきこもり・ニートの居場所、支援を受けられるところを検索してみてはどうでしょうか。
コメントありがとうございます。
私も焦りや不安から現実逃避をよくしていました。悩み考えて、ほかのことをして紛らわせて、疲れて電源が落ちるように眠るというのを繰り返す感じです。
今思うと外出もリハビリを建前とした、ただの逃避だったのだろうと思います。家でうんうん悩んでいたのが外で悩むようになっただけ。だからその先に全然踏みだせなかったのだと思います。
居場所づくりや支援ですが、受けてみたいと何度も悩んだことがあります。ただ、どうしても人とつながることにトラウマや失敗体験があるため、こちらも踏み込めずにいた、という感じです。