おすすめ本

こゆるぎさんへ。
吉本隆明さんの『ひきこもれ-ひとりの時間をもつということ』を読んだのですが、ひきこもりの状態、また、ひきこもってしまう人達そのものを肯定した珍しい本だと思います。

ともすれば引きこもりというのは、「脱出」すべきものという認識が社会には溢れていますが、それが逆に引きこもる人達の精神状態を圧迫している事や、引きこもる事で得られる時間と言うのが、当人にとっては何よりも重要な期間になるという事が書かれており、面白かったですよ。

福島県　会社消失