今年から独り暮らしを始めました。30年もひきこもりだったのですが、(学校の集団いじめで)精神科で診察して、薬を服薬したら、なんとか外出できるようになりました。訪問看護師さんに会うのも3年もかかりました。でも、地元は知ってる人ばかりだし、近所の幼馴染みにも花火を持って追いかけられたり、お金をたかられたり、毎日、執拗にいたずら電話してきたり、地獄のような思い出ばかりなので地元の人と顔を合わせたくありませんでした。それに、家族とも仲が悪くて、意を決して、貯めていた障害年金の貯金と、障害年金で訪問看護師さんの力も借りて、独り暮らしを始めました。買い物はまだ人が怖くて、できないのでヘルパーさんに買い物に行ってもらってます。外出するのは深夜の散歩ぐらいです。
訪問看護師さんには、週2回訪問に来てもらってます。デイケアの話も出てますが、まだ人と関わるのが恐ろしいです。フラッシュバックで30年前の記憶が蘇って、過呼吸になります。体に荷物を置かれたり、半年ぐらい殴る蹴るの暴力を受けたり、学校で執拗に付き纏って叩いてきたり、30年前の記憶がありありと鮮明に浮かんで泣いてばかりいます。当時のまま同級生や近所の人たちが脳裏に鮮明に浮かんできます。やっぱり、あんまり酷い目に遭うと心の奥底に残っているのでしょうか?
神奈川県 みそ(投稿日:2023年10月13日)
大変、辛い思いをされたのですね。
それでも、少しずつ前に進もうとしているあなたは立派だと思います。
ただ、残念ながら過去の嫌な思い出が完全に消えることは無いと思います。
それどころか私たちの脳は嫌な思い出を何度も繰り返してしまう機能があります。
これはある意味では逆説的ですが、脳の防御反応です。
「過去にこんな危険なことがあったから注意しろよ」と脳がシグナルを出すわけです。
でも、これで毎日のように辛い思いをするのは大変ですよね。
このような事態を避けるには、安全な場所で過去の記憶を整理することが有効です。
辛いかもしれませんが安全な状態で誰かに話したりすることで「今は危険ではない」と脳に伝えることができます。
なので、例えば訪問介護の方などに落ち着ける環境で、過去にこんなことがあって辛かったと話をしたりしてみることも、改善につながるかもしれません。
戦争によるPTSDの患者の臨床などにおいても利用されている方法です。
あなたの毎日が少しでも楽になることを祈ります。