大学生だが社会に絶望している
対人恐怖症を患わっていて、学校にもまとも
に通っていない。
こんな人間だが働かねば食って行けぬ。
ガキの頃は生きるということが、こんなにも 辛いものなのだということを知る由もなかっ た。
毎日が充実して、あの頃は友人とも普通に接 することができたし、今考えればくだらない ことをするだけでも楽しくて、一日があっと いう間に過ぎた。
今は何をやっても楽しくない、何を食べても 同じ物に感じる、人間慣れるということがこ れほどまでに世界から色を奪い去ってしまう ものなのだとは想像もしていなかった。
毎日が惰性で生きている、親はいずれ死ぬ。 生活保護も最近何かと話題になって、将来的 にどうなるのかわからない。
だから働かねばならぬ、しかし働くのは辛 い、毎日同じ時間に出勤し、同じ事を繰り返 す。親は働くことは楽しいことでもあるとい うが、働いた経験のない私には想像もできな いことだ。
大阪府 MJ