自立に必要な要素はお金というモノを中心にがっつり噛み合っている。
引きこもりはこういった歯車を1つずつ動かしていかねばならない。
しかし、密接に関わっているだけに一つずつというのは、一つを動かすようでそういったもろもろを全部動かそうとすることになる。
働こうとして就職口を探すと、単純に労働条件の話ではなくなる。それは近くに住まいを用意できるかだったり、住まいを借りる信用があるかだったり、交通手段(車など)を確保できるかだったり、必要な物を用意できるかだったりする。
一人で生きていけるようにというのは、そういうのを全部揃えるということだ。
大変な労力と金がかかる。
だけども引きこもりにそれを用意する余力はなかったりする。
私個人の場合は、一度人生に失敗したのでもう一度助力を頼むのに負い目を感じてしまう。
結果、ずるずると生きている。
私はまた答えを出せていない。
助力はいる。だけどももう一度失敗するかもしれないことにそんな助力をお願いできるだろうかと。
鹿児島県 お金と周囲の歯車