雇用の男女差別、私も常々腹立たしく思っています。なので怒りを感じる男性の意見は「我が意を得たり!」と、とても嬉しいです。
1つ補足したいのは、「男女雇用機会均等法」は男女の雇用機会を均等にするための法であること。
なので「男女雇用機会均等法が悪いかたちで影響出てる」のではなく、
「男女雇用機会均等法が正しく運用されていない状態である」のだと私は考えます。
立法のため運動した女性は、あらゆる人から(同性からも異性からも様々な手段で)追い詰められていました。
シングルマザー、男に頼るわけにいかないレズビアン、心は男なのに認めてもらえず女枠に押し込まれた人……「女」にもいろいろいます。
今、私も含め、男性への差別を強く感じているのは、当事者が異議申し立て運動をしてこなかったためではないでしょうか。
「男はこうあるべき!」という重圧に適応すれば、かつて「男」は一番有利でした。だから、なんとか適応できた男性はなかなか怒りを感じない。怒りは感じても異議申し立てしない。
その皺寄せを、追い詰められている男性が全身で感じているのではないでしょうか。
それは、貧乏とセクハラと揶揄と批判なかで「均等法」を求めて運動せざる得なかった「追い詰められた女性たち」と同じ構図です。
あなたの怒りは正しいと思います。私は女ですが、様々な男へも女へも、今よりもっとフェアな社会になって欲しいと思っています。
静岡県 でぃ