ひきスタのトップには「ひきこもり当事者との対話や情報交換をありのままに行う場」との説明書きがあるが、果たしてそれに見合う場が提供されているか正直疑問が残る。確かに、今私がこうして書いているようにひきこもりが考えたことを投稿する場はある。しかし、あくまで一方通行のコミュニケーションの場でしかなく、「対話」や「情報交換」がなされているようには見受けられない。この私の投稿に対しても反論や賛同の意見が挙がるわけではなく(※一応投稿で返答することはできるが)、「同感」「別に」という単純な賛否しかできないシステムになっている。SNSのようなシステムまでは望まないが、意見を交わせるシステムがあってはじめて「対話」といえるのではないだろうか。
また、ひきこもり超会議もかなり一方的だ。ネットという双方向コミュニケーションに適したメディアでテレビ的なことをやっては宝の持ち腐れだ。
不満はあるが、1ひきこもりとして神奈川県の取り組み自体は素晴らしいと思うし、サイトを立ち上げたことに満足して終わってほしくない。ひきスタにはより多くの可能性があると思う。
神奈川県 のらひっきー