現在があるのは先祖のおかげ(良い結果も悪い結果も先祖の責任)、未来は次の世代にゆだねる(つけを払うのは次の世代の仕事)、自分は悪くない。
それはいかにも最低の生き方に見えますが、少なくとも今までの人間は、そうして生きてきた。それは良いとしても、考えることまで止めていいの?
現代の若者は多くの宿題をかかえている。原子力発電所と放射性廃棄物、農薬に依存した農業、限度を越えた開発によるヒートアイランド、増え続ける国の借金と高まる税負担等々。
個人のレベルの快適追求は集まると逃げようのない不愉快な状況になる。燃やした物は消えるわけじゃない。その一部は私たちが呼吸する空気になる。だから物を作り続けることは、注意深く行わないと得だか損だか分からない。
働いている場合なのか?
がんばっていいのかな?
とまあ、モチベーションを下げる材料には事欠かないのである。
神奈川県 七転び