ゲゲゲの女房:「ゲゲゲの鬼太郎」の作者として有名な漫画家、水木しげるの半生をその妻の視点から描いたノンフィクションをベースにしたNHKの朝の連続テレビ小説である。
漫画家水木しげるは借金取りが日夜訪れるほど貧乏であった。そんな男と恋愛ならいざ知らず、お見合いで結婚するなんて、現代ならば犯罪ですね。そんなことが許されるならば、フリーターでも引きこもりでも結婚する資格がある。なので、夢をあきらめないでください。
もう一つ、この作品に登場する零細出版社、紙芝居屋など、当時は現代では考えられない職業が成り立った時代なのです。戦後のどさくさの余波とでも言うのでしょうか。この波は現代でも残っています。かつてそれなりに繁栄した自営業、現代はその自営業が淘汰されつつある途上です。そのへんが就職活動のポイントです。今時のシビアな考え方をしない経営者もいるのです。
そして、今まではうまくやっていた自営業者が苦労しているのだから、起業は相当困難です。それでも今ほど起業しやすい時代はないと思います。プロとアマの差を縮めるツールがそろっているので、何十年も下積みの苦労をしなくても、起業は可能だと思います。
神奈川県 七転び