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ピアサポーターという新たな就労への道

親の虐待でひきこもりになった。成人してこれを言っても理解されないが、思えば10代の頃も理解されなかった。もちろんすべてを親のせいにするつもりはない。けれども、傷ついた経歴を見たとき、どうして自分はこんな風になったのかと履歴書を書く手の震えが止まらない。

現実は残酷で、周りの人は現時点の自分しか評価しない。その過程でがんばってる姿はいらなくて結果を求めてくる。それが社会の厳しさなのだろう。しかし、それに抗う力はひきこもりに残されていない。

そうなると残るは精神障がい者就労しかない。しかし、それも諸刃の剣だということが分かった。一般就労でも障がい者就労でも、働いていれば社会的にえらいと見られるが、その現実は、障がい者であることで不有利に扱われたり、早くから働いてはいるが本当にこれで良かったのか悩み続けている人たちが多い。

こうしたことは、誰にでも当てはまることだとは思う。しかし、虐待であったり、いじめであったり、パワハラであったり、悪意を向けられて精神に障がいを持った場合、いくらひきこもりの原因を自分に求められても、虐待やいじめへのどうしようもない怒りと、それがなければやり直せたのではないかという後悔が消えてくれない。

こんな話をすると支援員にどん引きされるわけだ。虐待の経験は何の自信にもつながらず、理解されることもなく、自分のハンディキャップとして抱えていくしかないのだろう。けれども、その経験が活かせればと思い、去年から就労支援センターを回って、ボランティアでもいいのでピアサポーターとして使ってもらえないかと聞き回っているが、どこも渋い顔で断られるばかりだ。けっきょく、当事者を理解しようとする支援員になるには、当事者としての経験を持たない、あるいは完全に立ち直った人間でないと使われないという高いハードルがある。

このサイトでも、前々から話題にあがっているピアサポーターという役割は、負の経験が他人の手助けになると同時に、新たな就労のきっかけになると思っている。あいにく宮城県ではそうしたことにまだまだ理解がない。もしも、神奈川県がピアサポーターを大々的に募集するなら、それに募集してぜひとも同じ境遇にある人たちを救いたい。

これを言うと夢物語を語るなと言われる。ただ、負の経験を隠しながら就労するというのは、とてもつらいことなのだ。その経験が強みになるような雇用の場が設けられたら、ひきこもりに対する見方も少しは変わるのではないだろうか。

宮城県 トリコロ

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9つのコメントがあります。

  1. 神奈川県 あき says:

    親の虐待の内容はわからないけど、もっとひどい虐待にあった人は、ひきこもりになれない。ニュースで見るように殺されてしまっている場合。施設にひきとられた場合は18歳になると施設をでて、アパートを借りて自立するか住み込みで働くらしい。その中でもっと気の毒なのが、職を失ったことによりホームレスになるしかなかった人。あるいは親の暴力がひどいなどの理由で家出をした人はいる。
    親の保護の元でひきこもりができる人って世間での同情は得にくいと思う。ひきこもれる家があって、経済的に恵まれている。パソコンやテレビゲームがあって、テレビがあって。働かなくても食べさせてくれる親がいる。
    パソコンやテレビゲームが引きこもりを長引かせている。これは、いろんな本にも書いてあった。
    ピアサポーターについて、役所から派遣される例は神奈川県にもないと思う。NPO法人でひきこもりのいる家庭に訪問するというのは聞く。うちの子もトカネットというところにお願いしている。最初は自宅に来てもらって、次はファミレスで話したりして、映画に行ったり、大学の見学とか買い物に一緒に行ってもらった。料金は1時間3000円、1回あたり2時間以上。交通費飲食代はこちらもちです。今はサポーターに会うことを本人が拒否しているので、手紙やメールを送ってもらっています。
    トリコロさんがピアーサポーターになりたいとしても生活費を稼ぐほどの収入にはならないかも。まして神奈川県に来たら住むとこの家賃とか無理。宮城県でNPOを立ちあげたら?ここのサイトで知った平塚のNPO法人も元ひきこもりの方で何か支援がしたくて始めたみたいですね。いきなり立ち上げなんてできないと思うので、最初は「ひきこもりの方のお宅に訪問します。」などの広告を出して行ってみれば?いわば自営業みたいな形で。需要はあると思うよ。うちだってトカネットの訪問サービスをお願いしているのは、ひきこもりの息子が全く家族以外の人と話す機会がないことに不安を感じるから。友達でもいればいいけど、息子はいないから他人と接する機会を与えたい。親としては。
    私が行っている親の会はピアサポーターの派遣に向けて準備は進めているけど、たぶんNPO法人化すると思う。そして、助成金をもらって活動すると思う。
    ななしさんがよく言っている、役所が直接ピアサポーターを雇い派遣するというのは現実的には無理じゃないかなーと思う。役所にひきこもりの支援に熱い思いがあって、なおかつ権力をもっている人がいるか?率先してやりたいと思う人がいるか?税金はひきこもりだけのためにだけ使えるわけでないし、いろいろな反対意見もでるだろうし、それにも屈せずやりとげようとする人がいるのだろうか?かつて、市議会議員に立候補して、ひきこもり支援を訴えようかと思った。某政党の会員でもあるので立候補も出来たかもしれないが、そうした場合息子が一番嫌だろうと思った。それは、息子がひきこもりですと世間に公表するようなものだから。だから、ひきこもりの親は表立つということが難しい。

  2. 宮城県 トリコロ says:

    あきさんの言うことは、多くの人たちにとって正しいし、ひきこもりを心配してのコメントだと思います。実際、社会は厳しいし自立しなければ、ひきこもりに未来はありません。

    しかし、今現在引きこもれている人たちがいるなら、その状況を利用して、少しずつでも歩むという選択肢を、あきさんは子どもに与えようとは思わないのですか?

    はっきり申し上げると、あきさんが本当に言いたいのは、ご自身の息子さんなんですよね。それを言えなくて、ここにひきこもりへの心配のコメントをしている。

    でも、あきさんが言うくらいのことは、みんな誰でも言われてることだと思います。改めて言われる必要もありません。あきさんの意見に誰も耳を貸さないのは、ひきこもりではなく、自分の子どもを投影しているからです。

    その辺の理解を改めなければ、今後あきさんのコメントはなかったものとして、みなさん扱うと思います。自分の息子さんと向き合ってください。

  3. 神奈川県 あき says:

    息子と向き合う、それは難しいですね。トリコロさんも親のいう事はうざいだけではないでしょうか?朝、「おはよう」とかこちらからの声掛けには無視されます。「若者サポートセンターにいってみない?」などと声をかけようものなら怒り出します。気にいらないと物をなげたり、家電を壊したり窓ガラスをわったり。そして、その後片付けは親です。前4日ぐらい放っておいたら結局やらないので、私が片付けました。精神科を受診させたいけど本人がそう思わない限り連れて行くのは難しいです。なんせ、私より体がずっと大きい。息子は中一で不登校になりました。学校で嫌な事があったと思います。始めは学校に行かないことに開放感を感じ心地良かったと思います。けれど、時間が経つうちに今度は普通の生活に戻りたくても戻れず、苦しいんだと思います。それで、ストレスが溜まっておかしくなってしまっています。今までにどれほどの物を壊したでしょうか。パソコンは3台、テレビ4台、スマホ1台、携帯2台、窓ガラス5枚、皿、コップ、酒の入った瓶は数知れず。私がここのサイトに投稿したのは、他の皆さんにはそんな風になる前に、外に出れるようになって欲しいと思ったからでした。
    けれど、うざいとしか思われませんよね。
    私が、先週、仕事に行く前、朝7時ごろですが、息子は酒を飲みながらスマホに夢中でした。仕事に行くと20歳、息子と同じ年の男のが春休みのバイトで来ていたのですが、旅行に行ったお土産をくれました。彼は、普段は大学生で授業終わりの夜は塾でバイトをしているそうです。比べたって仕方ないとはわかっています。
    ヘビースモカーの人に煙草は体に悪いから辞めろって言ったところで、肺がんにでもならない限り辞めませんものね。
    支援って、今でもかなりあるとは思います。けれど、本人が本気でひきこもりから脱却したいと思わない以上無理な気がします。
    親の会で知り合った方の息子さんは3年ぐらい引きこもりでしたが、アイエスエフネットに通っていますが、通勤に2時間もかかるのに週4研修中などで無給ですが、4か月も行っていて感心します。引きこもりの中でも根性のある人が立ち直れるのだと思います。50歳を過ぎても今だ、働いた事のない人もいますが、その方はきっとこの先もずっとその生活を続けるのでしょう。親が生きて食べさせてくれるうちはいいです。親が死んだらどうするのでしょうか。生活保護の申請とか行けるのでしょうか。
    息子は今日も酒を飲んだのか、スマホなどを投げて壊しました。私も夫も疲れました。私たちが死ねばちゃんとしてくれるのでしょうか。
    私は、明日、発達障害の相談に一人で行きます。夫も認めないし。私は、いろんな相談施設を訪ね、どんな支援があるのか確認してきます。予約を取るのもけっこう日にちがかかりますね。20日ばかりかかりました。心療内科も予約しようと思ったりして電話すると3か月先だと言われたことがありますが、そんな先なら症状が変わっちゃうと思いますが、混んでるから仕方ないんですね。

  4. 福岡県 トナカイ苔 says:

    はじめまして。読んでいて泣きそうになりました。私は小学生の時に陰湿なイジメにあい人間不信になりました。それから色々試行錯誤し、引きこもりもへて、地獄もみましたが、その後、福祉事業所で4年間働き、今はそこを卒業し市役所の嘱託員として期限付きで働いています。探し求めていると、縁があり、良いヨガの師に巡り会い勉強し精神と体を鍛えています。今引きこもり、精神疾患の数は物凄いです。急がないと大変です。勉強すべきことを全て勉強しながら、今辛い思いをしている人たちの本来の姿に戻すお手伝いをさせていただきたいと思っています。どんな人にも本当は仏性が宿っています。どうか息子さんを信じて、助けをもとめて、大事な息子さんを救ってあげて下さい。まだまだ未熟なわたしですが、一緒に頑張りましょう!気になったらメールを下さい。

  5. 神奈川県 とうふ says:

    よく考えてみれば親のいいなりになってた少年時代が良くなかったのかもしれません
    親の圧力で部活じゃなくて塾を優先させてしまった
    もうあの頃からケチがつけ始めたのかもしれません

  6. 神奈川県 ちょろ says:

    公的機関の相談員やカウンセラーにひきこもりの経験者はいない。
    経験のない人間がプロフェッショナルを謳っていることが異常。

    勇気を出して相談に行って相談員に対して温度差を感じたことのある当事者の多くがそう感じてると思う。
    そう思ってしまったらもう相談には行こうと思わなくなってしまう。
    僕は10年ひきこもってるけど、親も「働け」と今の生活を否定する言葉しか言わないので、心配されていると感じたことは一度もない。
    ひきこもりの人間は肯定と理解をされることを望んでいると思う。追い込むのは逆効果と言われて見守っているつもりの親はたくさんいると思うが、見守っているつもりで放置していては解決にはならない。やらないのではできない。そのできない理由を知って欲しいし、解決策を教えて欲しい。それを伝えれば力になってくれると信じられる親なら僕の引きこもり生活はこんなに長期化しなかっただろうと思うが、そう思えなかったし聞かれたこともないから言った事はない。
    そういう心情を理解できる相談員を増やすことこそ自立支援に必要なことだと思う。元引きこもりの相談員がいれば現状の支援体制は変わるかもしれませんね。

    p.s.
    古い投稿なので見てはいないと思うけど、あきさんは◯◯を利用していると自己弁護しているがその母体をググると公式サイトの次に批判サイトが検索結果として出てくる。それもかなり辛辣な言葉が並んでいる。
    相談する相手を調べもせずに丸投げしているうえに、メールや手紙などで関わりたくない人間との関係を続けさせているようにお子さんは感じているのではないでしょうか。どういう理由で引きこもりになったかはわかりませんが、似た境遇で引きこもりになりそこから脱出した経験のある人を探して相談するのがいいと思います。別にそれはカウンセラーなんて立派な人じゃなくて、学生でもフリーターでもいいと思います。

    (一部修正)

  7. 兵庫県 六甲ぼっち。 says:

    ピアサポーターはありだと思います。僕も相談に行って、自分と相談員との間に大きな溝を感じる事がありました。そんな中で引きこもりの経験者がピアサポーターに就く事は相談者にとっても安心できることだと思います。
    もちろんそこには条件を付ける事も大事でしょう。
    一つの考え方として大いにありだと思います。

  8. 東京都 きあ says:

    ひきこもりだって、バカじゃないですからね。支援者の多くはひきこもりをバカだのクズだのと思いこんで最初から見下した感じでこっちをみてくるけど、こっちは自分自身で何年も何年も、色々な本を読んだりネットで検索したり過去を振り返って反省分析してみたりと、やれることはやってから、相談に行ってる事が多いわけで

    それなのにいざ勇気だして相談に行ってみて言われることが、自分がとっくの昔に考えてた事かつ却下したことであったりして。そんなありきたりなアドバイスしか言えないんなら来る必要ないな、と思わされたこと多々。

    当事者ではなかった人達のアドバイスがどれだけ浅いか、どれだけ役立たずか、あちこちに相談してそれを悟らされました。

    元当事者を名乗る人も、状況が軽かった人達ばかりに思えて、あまり参考にならない。結局ひきこもりの未来には絶望しかないんだな、というのをそういうところからも感じる

    ひきこもりからの生存者はいない、というのを、相談員が未経験者ばかり、というところでまざまざ痛感させられるから。

    結局、相談員どうのこうのよりも、いまの日本の社会構造の中じゃあ、ひきこもりは復活できないんだなと感じます。相談は結局はガス抜きでしかなく、本当に役に立つ相談なんて存在しないんじゃないかと思います。何年もひきこもった人を就職させてくれる会社なんてほとんどないですしね。先日の高齢ひきこもり特集番組に対する世の中の反応をみていても、この国ではひきこもりに未来などない、復活はありえない、と思わざるをえません。

    私自身、このサイトが出来た当初からずっと見させてもらってますが、何も状況が好転しません。ひきこもりを雇う意思を持つ企業の求人や情報の提供や就職会についてもいまだに実現しませんし。全てが無駄。もうそう思ってます

  9. 兵庫県 鮭 says:

    発案者は大変素晴らしく、また大いに共感できたので、思わずコメントです。ここのサイトは今日来たばかりで通りすがりになってしまうかもしれないのですが、相談員に相談してもわかってもらえなくて辛かった、苦しかった、という事は大いにありました。
    それってそういう痛みを乗り越えて忘れてしまったのかもしれないし、そこまでの苦しみを感じていないんだろうなって感じた事もあります。
    書いた方の場所が宮城県、との事なので、震災被害に遭われたのであれば、熊本県で震災方面のボランティアを募集されてましたよ。多分引きこもりとか、精神疾患の方々は少なからずおられると思います。
    神奈川県は私の住まいではないので情報提供などできないのですが、兵庫県では若者就労支援センターで過去引きこもりだった方が今は働いていらっしゃるそうです。
    働くにあたっては、ぴあかうんせりんぐ、カウンセラーとして専門的な資格などがなくても働けるような窓口や制度などが整っていれば、と思います。
    それって行政がまだまだ自覚が足りなかったり、そういう経験などが浅いんだろうな、と実感します。
    私からの偏見ですが、◯◯さんのお言葉は気に為さらない方が良いと思います。当事者でなく、親御さんの意見ですし、そもそも彼女のコメントを読んでいても、御自分の息子さんの心配を為さっているというよりは、世間体を気に為さっているのとあくまでも親側のしんどさとかストレス発散の捌け口みたいですし。

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