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ひきこもり関連書籍を当事者目線でレビューした書評コーナー。皆さんからの投稿もお待ちしています。
ひきこもりの真実 林 恭子ちくま新書2021年256ページ 著者の林恭子さんは、一般社団法人「ひきこもりUX会議」の代表理事として活躍されているひきこもり経験者。近年はさまざまなメディアに登場されているので、お名前を知っている方も(続きを読む) ...
孤独論 逃げよ、生きよ 田中慎弥徳間書店2017年181ページ 2012年に「共喰い」で芥川賞を受賞するなど、作家として目覚ましい活躍を続けている田中慎弥さん。本書は田中さんの口述筆記で構成されているよ。マイナスな意味に捉えられが(続きを読む) ...
「未来の年表」 ~人口減少日本でこれから起きること~河合雅司講談社現代新書2017年208ページ 皆さんこんにちは。星こゆるぎです。今回は、NPO法人コス援護会の園田明日香さんに選書・書評をいただきました!人口等に関するさまざまな(続きを読む) ...
扉を開けて ひきこもり、その声が聞こえますか共同通信ひきこもり取材班かもがわ出版2019年160ページ 共同通信が2017~18年の1年間にわたり配信した記事と、川崎・練馬事件を受けての続報を加えた内容になっている。記事はひきこも(続きを読む) ...
発達障害のある女の子・女性の支援 「自分らしく生きる」ための「からだ・こころ・関係性」のサポート 編著:川上 ちひろ、木谷 秀勝 金子書房 2019年 208ページ 1.「女性」に視点を置いた発達障害の相談ケース 本書は発達障害者(続きを読む) ...
著者:東畑 開人 医学書院 2019年 368ページ 小説やエッセイのようでもありながら、論理的な解説が随所に現れる、不思議な「ガクジュツ書」。目的としているのは「ケア」と「セラピー」の実態を探ることなのだけど、それを専門的な論述(続きを読む) ...
著者:ヘンリー・D・ソロー 訳者:今泉吉晴 小学館文庫 2016年(原作は1854年出版) 448ページ 今回はアメリカの古典!ヘンリー・デイヴィッド・ソロー「ウォールデン 森の生活(上)」です。ボリュームがとても大きいため、今回(続きを読む) ...
池上正樹 集英社新書 2018年 251ページ 一括りにはできないひきこもり当事者の悩み 著者の池上正樹さんは、ダイヤモンド・オンラインで「「引きこもり」するオトナたち」と題し、ひきこもりについてさまざまな視点から取材した記事を隔(続きを読む) ...
名前のない生きづらさ 野田彩花、山下耕平 2017年 子どもの風出版会 247ページ 「名付けられること」への違和感 本書は「名前のない生きづらさ」というタイトルが付けられている。意味するところは「自分でも名付けようのない生きづら(続きを読む) ...
仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える 泉谷閑示 2017年 幻冬舎新書 188ページ 「働くこと」「遊ぶこと」の本来の意味を考える 本書のメインテーマは「生きること」。誰もが一度は考えたことがある「生きる意味」を、お(続きを読む) ...